
部分矯正
歯全体に矯正装置を装着せず、前歯や奥歯など一部分のみに矯正装置を装着して、部分的に矯正する治療です。
部分矯正とは?
上の歯や下の歯、あるいは前歯や奥歯など、歯の一部分のみに矯正装置を装着して歯を矯正することを部分矯正といいます。
歯の一部分のみに矯正装置を装着するため、治療時間が短いだけでなく、矯正期間全体も全体矯正に比べて短縮されます。
※歯は全体が有機的に互いに影響し合っているため、通常は全体矯正で進める必要があり、部分矯正で進められるかどうかは正確な診断の後に判断できます。
一般の方や専門医以外が部分矯正の可否を判断すると、深刻な不満を招いたり歯の健康を損なったりするおそれがあるため、矯正歯科専門医と十分に相談したうえで矯正方法を選択してください。
部分矯正がおすすめの方

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前歯だけが部分的にすき間があいていたり、曲がっていたりする方
02 / 03
前歯の一部だけが突出している方
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矯正治療後に再矯正が必要な方
よくある質問
質問を押すと答えが開きます。
前歯だけ矯正できますか?
奥歯のかみ合わせに問題がなく、一部の前歯の位置だけが問題であれば、部分矯正で十分な場合があります。かみ合わせ全体がずれていたり、歯を動かすスペースが大きく足りなかったりすると、歯並びをそろえても前歯が前に出てしまうことがあります。部分矯正ができるケースかどうか、率直にお伝えします。
八重歯や重なった歯はどうしますか?
八重歯は、歯が並ぶスペースが足りないために起こります。足りない程度に応じて、歯と歯の間をごく薄く整えたり、歯列の横幅を広げたり、矯正のための抜歯をしたりします。歯の間を削る処置は、必要な場合に1面あたり0.3mm以内、エナメル質の範囲内で行います。
前歯のすき間が気になります。矯正ですか、ラミネートですか?
歯と歯の間が開いている場合は、矯正ですき間を閉じるのが適しています。歯そのものが小さい場合や舌を前に出す癖などがある場合は、すき間を閉じてもまた開いたり不自然になったりすることがあるため、ラミネートのほうが適していることもあります。両方に当てはまる場合は、矯正のあとにラミネートを検討します。歯ぐきの状態と口の中の癖もあわせて確認します。
部分矯正はどんな装置で行いますか?
通常は前歯だけに付けるブラケットで行います。歯の色に近いブラケットは目立ちにくいですが、ワイヤーと装置は見えることがあります。動かす範囲が広い場合は、全体矯正の装置の中から一緒に選びます。
治療はどのように進み、生活はどうなりますか?
検査 → 計画のご説明 → 装置 → 調整 → 保定装置の順です。調整は、はじめに2週間おきに2回、その後は通常月に1回来院していただきます。前歯のブラケットの周りは歯間ブラシでていねいに磨いてください。
部分矯正はどのくらいかかりますか?
通常6〜9か月ほどかかります。動かす量とかみ合わせによって変わるため、検査のあとに予想期間をお伝えします。
前歯のすき間はラミネートのほうが早くないですか?
早い場合もありますが、歯を削る必要が出ることがあります。すき間の原因が歯の位置であれば、矯正のほうが歯に手を加えずにすむ方法です。
マウスピース矯正で部分矯正はできますか?
当院では、部分矯正は通常、前歯のブラケットで行います。マウスピース矯正のほうが合う場合は、全体の計画の中であわせて検討します。
歯の間を削ると歯が弱くなりませんか?
必要な場合にだけ、1面あたり0.3mm以内、エナメル質の範囲内で整えます。整えたあと、しばらくしみることがあります。
副作用と限界
- かみ合わせ全体が原因の場合、部分矯正では限界があります。
- 歯の間を整えた場合、一時的にしみることがあります。
- 保定装置をきちんと使わないと、すき間がまたできることがあります。
治療の結果と副作用には個人差があります。
