CASE01
夜にズキズキして目が覚めていた奥歯
根管治療 + クラウン · 深いむし歯で神経の炎症が元に戻らない段階
治療前
根管充填直後
クラウン装着後 · 2026年8月- 状態
- 深いむし歯、冷たいものによる痛みが長く残り、夜にズキズキする
- 選択
- 根管治療2〜4回、土台(コア)、クラウン
- 行わなかったこと
- 抜歯(根と周りの骨が残せる状態だったため)
- 期間
- 約3〜4週間
- 注意点
- 根管治療をした歯は、定期検診の際にX線写真で根の先を確認します。
ひと目でわかる
根管治療(神経の治療)は、むし歯やひびによって神経まで感染が広がったときに、歯を抜かずに残すための治療です。炎症を起こした神経を取り除き、根の中の通り道を清掃・消毒したうえで、先端まで詰めます。通常2〜4回に分けて行い、健康保険が適用されます(韓国の国民健康保険に加入している方が対象です)。根管治療を終えた奥歯は弱くなるため、たいていクラウンで覆います。セラミック歯科では、神経を残せる段階かどうかをまず確認します。根管治療でも残すのが難しい歯であれば、治療を始める前にその理由をX線写真でお見せします。
01°
根管治療がうまくいったかどうかは外からは見えず、X線写真でわかります。根の先まで詰められているか、根の先の炎症が小さくなったかを、同じ歯の前後のX線写真で確認します。
CASE01
根管治療 + クラウン · 深いむし歯で神経の炎症が元に戻らない段階
治療前
根管充填直後
クラウン装着後 · 2026年8月CASE02
根管治療 · 神経がすでに死んで根の先に炎症、治療後に骨が回復するかを追跡
治療前・2023年9月
根管充填直後 · 2023年11月
約5か月後 · 2024年4月CASE03
抜歯と次の治療のご相談 · 根が縦に割れていたため、根管治療はおすすめしない
X線写真 · 2025年6月
縦のひび* 写真は同じ条件で撮影し、患者さまの同意を得て掲載しています。治療の結果と副作用には個人差があります。
02°
冷たいものでしみても、刺激がなくなるとすぐ治まる程度であれば、神経の炎症はまだ元に戻せる段階のことがあります。むし歯を取り除いて詰めた後、神経の反応を経過観察します。むし歯が神経に達していても神経の状態がよければ、神経をすべて取らずに残す治療(VPT、生活歯髄療法)を行うこともあります。可能かどうかは、検査と治療中の神経の状態を見て決めます。
痛みが長く残る、または何もしなくてもズキズキする場合、神経がすでに死んでいる場合、X線写真で根の先に炎症が見える場合です。
根が縦に割れている、歯ぐきの下まで崩れて残っている歯の部分が少なすぎる、または歯を支える骨が大きく溶けている場合です。理由をご説明し、次の選択肢を歯周病専門医と一緒に検討します。
当てはまる項目があれば、神経の状態を確認してみてください。症状がなくても、X線写真で根の先に炎症が見えれば根管治療が必要なことがあります。
03°
検査からクラウン、経過の確認まで、7つの段階です。段階ごとに何をして、なぜそうするのかを、実際の診療写真と一緒にまとめました。
デンタル
3D CTSTEP 01
冷たい刺激への反応、叩いたときに痛むか、歯ぐきを押したときに痛むかを確認します。デンタルX線写真でむし歯の深さと根の先の炎症を見て、根が大きく曲がっている場合や炎症の範囲がはっきりしない場合は、バテック(VATECH)の3D CTで立体的に確認します。歯周病専門医が歯ぐきの深さを測り、歯周病と区別します。
隔離STEP 02
十分に麻酔をした後、ラバーダムを装着して治療する歯だけを露出させます。消毒薬がのどに流れたり、小さな器具を飲み込んだりする危険も防ぎます。根管治療では、すべての歯にラバーダムを使います。
長さの測定STEP 03
むし歯をすべて取り除き、神経のある空間を開けます。根の中の通り道ごとに細い器具を入れ、電気的根管長測定器で長さを測った後、X線写真で再確認します。
清掃・消毒STEP 04
細い器具で根の中の通り道の感染した壁を削り取り、消毒液で何度も洗浄します。炎症がひどい場合や膿が出る場合は、消毒薬を入れて仮の蓋をし、次の来院時に再び洗浄します。根管治療が何回かに分かれる理由が、この段階です。
根管治療前 · 2023年9月
充填直後 · 2023年11月STEP 05
痛みと炎症が治まったら、清掃した通り道を根の先まで材料で詰め、上を塞ぎます。詰めた直後のX線写真で、長さとすき間を確認します。
土台・クラウンSTEP 06
歯の上の部分が大きく空洞になっている場合は、土台(コア)で埋めてからクラウンを被せます。根管治療を終えてからクラウンまで、あまり長く先延ばしにしないほうがよいです。
充填直後 · 2023年11月
約2か月後
約5か月後STEP 07
根の先に炎症があった歯は、治療後6か月〜1年の間にX線写真を再び撮影し、骨が回復しているかを確認します。その後は定期検診の際に併せて確認します。
* 診療写真は患者さまの同意を得て掲載しています。人によって一時的な痛みや違和感などの副作用が現れることがあります。
根管治療は通常、1週間に1回ずつ2〜4回に分けて行い、炎症がひどい場合は回数が増えます。治療中は、仮の蓋をした側で強く噛まないでください。
04°
以前に根管治療をした歯に、再び炎症が起こることがあります。見つかりにくい通り道を見落とした、充填が根の先まで届いていなかった、クラウンのすき間から細菌が再び入った、といった場合が多いです。根管再治療は、以前に詰めた材料を取り出して再び清掃し、詰め直す治療のため、最初の治療より難しく、結果も確実性が低くなることがあります。
そのため、X線写真と3D CTで再び痛む理由をまず探し、根管再治療で残せる可能性と限界、根が割れている場合のように残すのが難しいケースについて、始める前にお話しします。
05°
| 根管治療 | 根管再治療 | 抜歯後のインプラントなど | |
|---|---|---|---|
| 向いているケース | 神経の炎症が元に戻らない、または神経が死んでいる歯 | 根管治療をした歯に再び炎症が起きたが、根は割れていない場合 | 根が縦に割れている、または残っている歯・骨が少なすぎる場合 |
| 長所 | ご自身の歯と根をそのまま残せる | もう一度ご自身の歯を残すチャンス | 残すのが難しい歯の繰り返す炎症を終わらせる |
| 限界 | 弱くなるため、奥歯はたいていクラウンが必要 | 最初の治療より難しく、結果の確実性が低い | 骨の状態によって期間が長く、費用が大きい |
| 来院 | 通常2〜4回 | 通常、最初の治療より多い | インプラントは通常数か月 |
| 韓国の国民健康保険 | 適用 | 適用 | 抜歯は適用、インプラントは満65歳以上で一部適用 |
残せる歯であれば、まず残します。残すのが難しい理由がある場合にのみ、抜歯についてお話しします。
06°
根管治療が適しています
ほかの判断が先です
まだ治療しなくても大丈夫です
07°
必ずお読みください
· 治療中や詰めた後の数日は、噛むときに痛んだり鈍い痛みが出たりすることがあります。
· 根が大きく曲がっている場合や通り道が詰まっている場合は、先端まで清掃するのが難しいことがあります。
· ごくまれに、細い器具が根の中で折れたり、根の横に穴が開いたりすることがあります。その場合はすぐにお伝えし、対処方法をご説明します。
· 根管治療をした歯は弱くなり、色が暗くなることがあるため、奥歯はクラウンで保護する必要があります。
· すべての歯が根管治療で残せるわけではありません。治療後も炎症が残る場合は、根管再治療や抜歯が必要になることがあります。
FAQ
根拠と参考文献
FROM JAPAN
韓国にお住まいの外国人の方からよくいただくご質問です。
※ 治療結果・通院回数・日程には個人差があります。円の金額は2026年10月時点の目安(100円=840ウォンで換算)で、実際のお支払いは為替によって変わります。
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