CASE01
口元が前に出て見えていた口ゴボ
抜歯矯正 · 抜歯スペースを前歯の分と奥歯の分に分け、口元が下がりすぎないように設計
治療前 · 2021年10月
治療後 · 2024年6月- 状態
- 前歯が前に傾いた歯性の口ゴボ
- 選択
- 小臼歯の抜歯、スペース配分 前歯8:奥歯2
- 行わなかったこと
- あご先の手術(原因があごの骨ではなかったため)
- 期間
- 約2年6か月(2021年10月 → 2024年4月)
- 注意点
- 唇の厚みとあご先の位置は変わっていません。
ORTHODONTICS
担当 キム・ソンミン院長(矯正歯科専門医)・監修 キム・ソンミン院長・成人・中高年矯正の歯ぐきの確認 アン・イルソプ院長(歯周病専門医・統合歯科専門医)院長紹介を見る →
ひと目でわかる
歯列矯正は装置より診断が先です。セラミック歯科では、矯正歯科専門医のキム・ソンミン院長が顔、歯、顎関節、歯ぐきを12ステップで検査したうえで、抜歯の有無と装置、終了後の管理までまとめてご説明し、初回相談からリテーナーの点検まで直接診療します。全体矯正は通常1年半から2年半、前歯の部分矯正は通常6か月かかり、矯正中は月に1回ご来院いただきます。成人の方は歯周病専門医・統合歯科専門医のアン・イルソプ院長が歯ぐきもあわせて確認し、矯正だけで変えられる範囲と難しい範囲も、相談の段階で先にお伝えします。
01°
セラミック歯科で最も多くご相談いただく3つのお悩みの実際の症例です。何を見てどの方法を選んだのか、行わなかったことや注意点まであわせて記しました。
CASE01
抜歯矯正 · 抜歯スペースを前歯の分と奥歯の分に分け、口元が下がりすぎないように設計
治療前 · 2021年10月
治療後 · 2024年6月CASE02
抜歯の有無をスペース不足の程度と横顔で判断 · 犬歯が並ぶ場所を作ってから配列
治療前 · 2022年3月
治療後 · 2024年6月CASE03
矯正 · あごを後ろに引くと前歯の先同士が当たることを確認し、手術なしで前歯のかみ合わせを改善
治療前
治療後 · 約1年6か月* 写真は同じ条件で撮影し、患者さまの同意を得て掲載しています。治療の結果と副作用には個人差があります。
02°
装置を選ぶ前に、歯と顔で何を変えられるのかからご説明します。
矯正歯科専門医 · 大韓歯科矯正学会 認定医 · 東京医科歯科大学 矯正歯科 研修修了・歯学博士
歯にかかる矯正力と回転力(モーメント)を直接測定した研究(Biomed Mater Eng 2022 ほか6編)
12ステップの診断:横顔・正面のセファロ、3D CT、iTero(アイテロ)デジタル模型、顎関節・歯ぐきの検査まで
Key Point. 1
診断を下す人と矯正装置を調整する人が同じであってこそ、治療の途中で計画をすぐに修正できます。私は初回相談から、装置を外してリテーナーを点検する日まで直接診療します。
根拠矯正歯科専門医 · 大韓歯科矯正学会 認定医 · ソウル大学 歯学大学院 歯学修士 · 東京医科歯科大学 大学院 歯学博士 · 東京医科歯科大学 矯正歯科 研修修了 · 日本 厚生労働省 歯科医師臨床修練許可 · 大韓歯科矯正学会・日本矯正歯科学会 正会員(2019 日本矯正歯科学会学術大会 発表) · 大韓歯科矯正学会 国際委員会 委員(歴任、2022.4〜2024.3)。資格と論文は原文へのリンクまで公開しています。ご自身で確認していただくこともできます。
Key Point. 2
歯をそろえることだけを目標にすると、口元や横顔が意図と違う形で変わることがあります。横顔のレントゲン上で前歯の角度と唇の位置を測り、抜歯する場合はそのスペースのうち前歯が下がる分と奥歯が前に来る分を分けて計画します。
根拠検査と診断の12ステップ · 横顔のレントゲン(セファロ)計測
Key Point. 3
矯正は歯に力をかけて動かす治療です。私は東京医科歯科大学で、歯にかかる力と回転力を直接測る装置を共同開発し、ワイヤーを留める方法によって力がどれだけ変わるかを測定しました。そのため、同じ八重歯でも、どの装置でどの順番で力をかけるかが変わります。
根拠Biomed Mater Eng 2022(doi:10.3233/BME-211288) · IEEE EMBC 2018(PMID 30440743) · IEEE SMC 2019 · IEEE ICIIBMS 2021 · 日本機械学会 ロボメック 2018・2019・2020 · 日本矯正歯科学会学術大会 発表 2019
Key Point. 4
顎関節に痛みや変化がある状態で矯正を始めると、かみ合わせが変わり続けて計画が揺らぐことがあります。そのため検査の段階で顎関節を確認し、必要であれば顎関節の治療を先に行います。成人の方は歯周病専門医・統合歯科専門医のアン・イルソプ院長が歯ぐきもあわせて確認し、歯ぐきの治療を先に行うか、矯正と並行して管理するかを決めます。矯正で顎関節を治療するとはお伝えしていません。
根拠顎関節の検査(痛み・音・口の開く程度)と必要に応じた3D CT · パーフェクトヒーリングレーザー PHL-15(顎関節の物理療法) · 歯周病専門医による歯ぐきの検査
Key Point. 5
矯正が終わった後、前歯の形や小さなすき間のためにラミネートベニアを検討される方がいます。矯正計画を立てる段階でこの点まで一緒に見ておくと、削る量を減らせる、あるいは削らずに済む位置をあらかじめ作れる場合があります。矯正終了後2年間は、リテーナーの点検と調整を矯正費用の範囲内で行います。
根拠矯正終了後2年間のリテーナーの点検・調整は矯正費用に含まれます(以降の固定式の再接着・取り外し式の再製作は費用がかかります)
03°
矯正検査の12ステップで何を見ようとしているのか、装置を付けた後に何を確認するのかを、実際の診療写真とともに記しました。
顔写真 · AIイラスト
口腔内写真STEP 01 · 検査 ①〜③
① 相談・問診で、いちばん変えたい点、既往歴、顎関節の症状、以前の矯正歴をうかがいます。② 顔写真で唇とあご先の位置、笑ったときの歯ぐきの見え方を確認し、③ 口腔内写真で歯並びとかみ合わせ、歯ぐきの状態を記録します。
セファロ分析STEP 02 · 検査 ④〜⑦
④ 横顔のレントゲン(セファロ)で歯とあごの骨の位置、前歯の角度、唇の位置を確認し、⑤ 正面のレントゲン(PAセファロ)で左右の非対称を確認します。⑥ パノラマで歯の根、親知らず、歯を支える骨を確認し、⑦ 埋伏歯や根の位置、歯を支える骨の厚み、顎関節をより詳しく見る必要があるときは3D CT(VATECH)を撮影します。
iTero(アイテロ)スキャンSTEP 03 · 検査 ⑧
⑧ iTero(アイテロ)口腔内スキャナーで口の中をスキャンし、3Dのデジタル歯型模型を作ります。この模型で、歯が並ぶスペースがどれだけ足りないか、上下がどのようにかみ合うかをmm単位で測ります。
顎関節のレントゲン
歯周検査表STEP 04 · 検査 ⑨〜⑩
⑨ 顎関節の検査で、痛み、音、口の開く程度を確認します。⑩ 成人の方は歯周病専門医・統合歯科専門医のアン・イルソプ院長とともに歯ぐきを確認し、歯ぐきの治療を先に行うか、矯正中に並行して管理するかを決めます。
結果説明STEP 05 · 検査 ⑪〜⑫
⑪ 計測値をもとに、歯と骨格の変化量、抜歯スペース、顔の中心線を計算します。⑫ 結果説明では、原因、方法、期間、限界、ほかの選択肢を、検査画面を見ながらお伝えします。今は矯正をしなくてもよい場合は、そのこともお伝えします。検査は1時間ほどかかり、結果説明は同じ日に行います。精密検査の費用は5万ウォン(CT撮影が必要な場合は10万ウォン)で、矯正を始められた場合は矯正費用に含まれます。
装置の装着
中間の再評価STEP 06
決めた装置を付けた後は、通常月に1回装置を調整します。治療の途中では4〜8か月ごとに写真とデジタル模型、必要であればレントゲンを撮り直して最初と比較し、残りの計画を調整します。
固定式
透明なリテーナーSTEP 07
計画した位置に来たら装置を外し、固定式のリテーナーと透明なリテーナーをお渡しします。矯正終了後2年間のリテーナーの点検と調整は矯正費用に含まれ、以降の固定式の再接着と取り外し式の再製作には費用がかかります。
* 診療写真は患者さまの同意を得て掲載しています。人によって一時的な痛みや違和感などの副作用が現れることがあります。
04°
お悩みごとに、原因と治療の流れ、実際の症例、限界を分けてまとめました。
05°
このような方に向いています
ほかの治療が先です
今は治療しなくても大丈夫です
06°
抜歯の有無は、歯が並ぶスペース、前歯の傾き、唇の厚みと横顔のライン、前歯を支える骨の厚み、年齢をあわせて見て決めます。抜歯を避けることも、抜歯することも目標ではありません。
| 抜歯矯正 | 非抜歯矯正 | |
|---|---|---|
| 向いているケース | スペースが大きく足りない場合や、前歯を大きく下げる必要がある場合 | スペース不足が小さく、前歯の傾きが大きくない場合 |
| スペースの作り方 | 小臼歯の抜歯(通常1本あたり約7mm) | 歯と歯の間を削る処置(IPR)、歯列の拡大、奥歯を後ろへ移動(通常数mm程度) |
| 口元の変化 | 口元が下がる変化が大きい。スペース配分で量を調整 | 口元の変化は小さく、場合によっては少し前に出ることがある |
| 注意点 | 口元が下がりすぎることがある | 前歯がさらに前に出たり、歯を支える骨が薄くなったりすることがある |
| 期間 | 通常2年〜2年半 | 通常1年半〜2年 |
抜歯したスペースをすべて前歯を下げるために使うわけではありません。詳しくは口ゴボのページでご説明します。
07°
装置は、見え方や生活への影響だけでなく、ご自身の歯に必要な動きをその装置がうまく実現できるかで選びます。どの装置にするかは、診断が終わった後に一緒に決めます。
| セラミックブラケット矯正 | セルフライゲーション | 裏側矯正(舌側矯正) | コンビ矯正 | インビザライン | |
|---|---|---|---|---|---|
| 見え方 | 歯の色の装置なので遠くからは目立ちにくいが、近くでは見える | 製品によって金属または歯の色 | 歯の裏側に付けるため、外からはほとんど見えない | 上は裏側、下は表側に付けるため、笑ったときに目立ちにくい | 透明な装置なので目立ちにくい |
| 向いている場合 | 抜歯矯正を含むほとんどの矯正 | 歯を均一に並べる段階 | 装置が見えては困る方 | 主に上の歯が見える方 | 軽度〜中等度の歯並びとスペース |
| 難しい場合 | 下の歯が上の装置に強く当たる深いかみ合わせ | 「必ず早い」とは考えていません | かみ合わせが深く、裏側に装置を付ける場所が足りない場合 | 上下の装置の特性が異なり、計画が複雑になる場合 | 抜歯スペースを大きく閉じる場合や、歯を根ごと大きく動かす必要がある場合 |
| 生活で不便な点 | 最初の1〜2週間は唇の内側がこすれる | 一般的な装置と同程度 | 最初の数週間は舌がこすれ、発音に違和感がある | 上は舌、下は唇の側がこすれる | 1日20〜22時間の装着、食事のときは外す必要がある |
| お手入れ | 装置まわりの歯みがきと歯間ブラシ | ゴムがないため、食べ物が挟まりにくい傾向 | 裏側の歯みがきが難しいため、より丁寧に | 上下を別々にお手入れ | 装置の洗浄、装着前の歯みがき |
| 来院間隔 | 通常月に1回 | 通常月に1回 | 通常月に1回(調整時間が長め) | 通常月に1回 | 通常2〜3か月 |
| 費用 | 料金表を見る → | 料金表を見る → | 料金表を見る → | 料金表を見る → | 料金表を見る → |
セルフライゲーションは、ワイヤーをゴムや細いワイヤーで留めず、装置の小さな扉で保持する方式です。私の2022年の論文は、まさにこの留め方によって、ねじれて傾いた前歯にかかる力が変わるかどうかを測った研究です。そのため、セルフライゲーションが必ず優れているとはお伝えせず、歯の状態に合わせて選びます。
08°
期間は、動かすべき距離と方向、抜歯の有無、年齢と歯ぐきの状態によって変わります。相談の際に、ご自身の場合の予想期間を幅でお伝えし、途中で再評価します。
期間が延びる理由:装置が外れる、マウスピース矯正の装着時間不足、予約の間隔があく、根や歯ぐきの状態のため力を弱くかける必要がある場合。
09°
成人でも、歯ぐきと骨が健康であれば矯正できます。ただし中高年以降は歯ぐきと骨の状態が矯正の速さと方法を左右するため、歯周病専門医がまず歯ぐきを確認します。
成人矯正を始める前に、あらかじめお伝えしていることです。
10°
必ずお読みください
· 歯ぐきが下がったり、歯と歯の間の歯ぐきに黒い三角形(ブラックトライアングル)が見えたりすることがあります。
· 歯の根の長さが短くなることがあります(歯根吸収)。治療中にレントゲンで確認します。
· お手入れが不十分だと、むし歯や歯ぐきの炎症が起こることがあります。
· 顎関節の症状が変わることがあります。
· リテーナーを使わないと、再び歯並びが乱れることがあります。
· あごの骨の差は、矯正だけで変えられる範囲が小さいです。
FAQ
根拠と参考文献
FROM JAPAN
渡韓して治療を受ける方からよくいただくご質問です。
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