ORTHODONTICS

歯列矯正は、どこで・どのように受けるべき?

キム・ソンミン代表院長担当 キム・ソンミン院長(矯正歯科専門医)・監修 キム・ソンミン院長・成人・中高年矯正の歯ぐきの確認 アン・イルソプ院長(歯周病専門医・統合歯科専門医)院長紹介を見る →

最終確認 2026年10月29日・キム・ソンミン院長(矯正歯科専門医、大韓歯科矯正学会認定医)

ひと目でわかる

向いているケース
口ゴボ・八重歯・非対称・再矯正など、歯並びやかみ合わせにお悩みの方
治療の流れ
12ステップの検査 → 抜歯の有無と装置の決定 → 月に1回の調整 → リテーナーの点検
期間・限界
全体矯正は通常1年半〜2年半、前歯の部分矯正は通常6か月です
詳しい説明

歯列矯正は装置より診断が先です。セラミック歯科では、矯正歯科専門医のキム・ソンミン院長が顔、歯、顎関節、歯ぐきを12ステップで検査したうえで、抜歯の有無と装置、終了後の管理までまとめてご説明し、初回相談からリテーナーの点検まで直接診療します。全体矯正は通常1年半から2年半、前歯の部分矯正は通常6か月かかり、矯正中は月に1回ご来院いただきます。成人の方は歯周病専門医・統合歯科専門医のアン・イルソプ院長が歯ぐきもあわせて確認し、矯正だけで変えられる範囲と難しい範囲も、相談の段階で先にお伝えします。

01°

同じ矯正でも、治療計画は一人ひとり違いました

セラミック歯科で最も多くご相談いただく3つのお悩みの実際の症例です。何を見てどの方法を選んだのか、行わなかったことや注意点まであわせて記しました。

CASE01

口元が前に出て見えていた口ゴボ

抜歯矯正 · 抜歯スペースを前歯の分と奥歯の分に分け、口元が下がりすぎないように設計

口ゴボの抜歯矯正 治療前の横顔の口元治療前 · 2021年10月
治療前の横顔。上の前歯が前に傾いて唇を押し出し、口を閉じるとあご先に力が入ります。
口ゴボの抜歯矯正 治療後の横顔の口元治療後 · 2024年6月
治療後の横顔。前歯が計画どおり後ろへ移動し、唇の突出が減って楽に口を閉じられるようになりました。
状態
前歯が前に傾いた歯性の口ゴボ
選択
小臼歯の抜歯、スペース配分 前歯8:奥歯2
行わなかったこと
あご先の手術(原因があごの骨ではなかったため)
期間
約2年6か月(2021年10月 → 2024年4月)
注意点
唇の厚みとあご先の位置は変わっていません。

CASE02

スペースが足りず犬歯が八重歯として生えた例

抜歯の有無をスペース不足の程度と横顔で判断 · 犬歯が並ぶ場所を作ってから配列

犬歯の八重歯 治療前の口腔内正面治療前 · 2022年3月
治療前の口腔内正面。上の犬歯が並ぶ場所が足りず、外側の上方へ押し出されて八重歯になっていました。
犬歯の八重歯 治療後の口腔内正面治療後 · 2024年6月
治療後の口腔内正面。犬歯が本来の位置に下りて、歯並びが均一に整いました。
状態
上の歯のスペース不足13mm、犬歯の八重歯
選択
唇がやや出ていたため、抜歯でスペースを確保
行わなかったこと
前歯を歯ぐきの方向へ沈める移動(圧下:イントルージョン)
期間
約2年3か月(2022年3月 → 2024年6月)
注意点
ねじれていた犬歯が再び押し出されないよう、リテーナー(保定装置)を継続して使用しています。

CASE03

下の歯が上の歯より前でかみ合っていた受け口(反対咬合)

矯正 · あごを後ろに引くと前歯の先同士が当たることを確認し、手術なしで前歯のかみ合わせを改善

受け口(反対咬合) 治療前の口腔内正面治療前
治療前の口腔内正面。下の前歯が上の前歯より前でかみ合い、前歯で食べ物をかみ切るのが難しい状態でした。
受け口(反対咬合) 治療後の口腔内正面治療後 · 約1年6か月
治療後の口腔内正面。前歯の傾きを整え、上の前歯が下の前歯の前でかみ合うようになりました。
状態
歯性・機能性の受け口(反対咬合)、あごの骨の差は小さい
選択
矯正で前歯の傾きを調整
行わなかったこと
外科矯正(あごの骨の差が小さかったため)
期間
約1年6か月
注意点
下あごの長さは変わっていません。

* 写真は同じ条件で撮影し、患者さまの同意を得て掲載しています。治療の結果と副作用には個人差があります。

02°

セラミック歯科 矯正の5つの原則

装置を選ぶ前に、歯と顔で何を変えられるのかからご説明します。

ONE

矯正歯科専門医 · 大韓歯科矯正学会 認定医 · 東京医科歯科大学 矯正歯科 研修修了・歯学博士

TWO

歯にかかる矯正力と回転力(モーメント)を直接測定した研究(Biomed Mater Eng 2022 ほか6編)

THREE

12ステップの診断:横顔・正面のセファロ、3D CT、iTero(アイテロ)デジタル模型、顎関節・歯ぐきの検査まで

Key Point. 1

矯正歯科専門医が、初回相談からリテーナーまで直接担当します。

診断を下す人と矯正装置を調整する人が同じであってこそ、治療の途中で計画をすぐに修正できます。私は初回相談から、装置を外してリテーナーを点検する日まで直接診療します。

根拠矯正歯科専門医 · 大韓歯科矯正学会 認定医 · ソウル大学 歯学大学院 歯学修士 · 東京医科歯科大学 大学院 歯学博士 · 東京医科歯科大学 矯正歯科 研修修了 · 日本 厚生労働省 歯科医師臨床修練許可 · 大韓歯科矯正学会・日本矯正歯科学会 正会員(2019 日本矯正歯科学会学術大会 発表) · 大韓歯科矯正学会 国際委員会 委員(歴任、2022.4〜2024.3)。資格と論文は原文へのリンクまで公開しています。ご自身で確認していただくこともできます。

Key Point. 2

顔から始める診断で、抜歯スペースをどこに使うかまで計算します。

歯をそろえることだけを目標にすると、口元や横顔が意図と違う形で変わることがあります。横顔のレントゲン上で前歯の角度と唇の位置を測り、抜歯する場合はそのスペースのうち前歯が下がる分と奥歯が前に来る分を分けて計画します。

根拠検査と診断の12ステップ · 横顔のレントゲン(セファロ)計測

Key Point. 3

歯にかかる力を測った研究をもとに、装置と力を選びます。

矯正は歯に力をかけて動かす治療です。私は東京医科歯科大学で、歯にかかる力と回転力を直接測る装置を共同開発し、ワイヤーを留める方法によって力がどれだけ変わるかを測定しました。そのため、同じ八重歯でも、どの装置でどの順番で力をかけるかが変わります。

根拠Biomed Mater Eng 2022(doi:10.3233/BME-211288) · IEEE EMBC 2018(PMID 30440743) · IEEE SMC 2019 · IEEE ICIIBMS 2021 · 日本機械学会 ロボメック 2018・2019・2020 · 日本矯正歯科学会学術大会 発表 2019

Key Point. 4

矯正の前に、顎関節と歯ぐきを先に確認します。

顎関節に痛みや変化がある状態で矯正を始めると、かみ合わせが変わり続けて計画が揺らぐことがあります。そのため検査の段階で顎関節を確認し、必要であれば顎関節の治療を先に行います。成人の方は歯周病専門医・統合歯科専門医のアン・イルソプ院長が歯ぐきもあわせて確認し、歯ぐきの治療を先に行うか、矯正と並行して管理するかを決めます。矯正で顎関節を治療するとはお伝えしていません。

根拠顎関節の検査(痛み・音・口の開く程度)と必要に応じた3D CT · パーフェクトヒーリングレーザー PHL-15(顎関節の物理療法) · 歯周病専門医による歯ぐきの検査

Key Point. 5

終わった後まで計画します:ラミネートベニアが必要か、リテーナーをどうするか。

矯正が終わった後、前歯の形や小さなすき間のためにラミネートベニアを検討される方がいます。矯正計画を立てる段階でこの点まで一緒に見ておくと、削る量を減らせる、あるいは削らずに済む位置をあらかじめ作れる場合があります。矯正終了後2年間は、リテーナーの点検と調整を矯正費用の範囲内で行います。

根拠矯正終了後2年間のリテーナーの点検・調整は矯正費用に含まれます(以降の固定式の再接着・取り外し式の再製作は費用がかかります)

03°

検査と診断の12ステップからリテーナーまで、このように進めます

矯正検査の12ステップで何を見ようとしているのか、装置を付けた後に何を確認するのかを、実際の診療写真とともに記しました。

AIで作成した矯正診断用の顔写真セットの例示イラスト(自然な表情と笑顔の正面・45度・横顔)顔写真 · AIイラスト
矯正診断用の口腔内写真5枚セットの例口腔内写真
矯正診断用の写真。顔は正面、45度、横顔を、自然な表情と笑顔で、口腔内は正面と左右、上下の歯列を撮影します。顔写真は理解を助けるためにAIで作成した例示イラストです。

STEP 01 · 検査 ①〜③

相談を行い、顔と口腔内を写真で記録します

① 相談・問診で、いちばん変えたい点、既往歴、顎関節の症状、以前の矯正歴をうかがいます。② 顔写真で唇とあご先の位置、笑ったときの歯ぐきの見え方を確認し、③ 口腔内写真で歯並びとかみ合わせ、歯ぐきの状態を記録します。

なぜそうするのですか矯正の目標は、患者さんがいちばん変えたいと思っている点から始まります。同じ八重歯でも、「口元が出て見えるのが嫌だ」という方と「八重歯だけ整えたい」という方では計画が変わります。
横顔のレントゲン(セファロ)計測画面の例セファロ分析
横顔のレントゲン計測画面。歯とあごの骨の位置、前歯の角度、唇の位置を線と角度で測ります。

STEP 02 · 検査 ④〜⑦

3種類のレントゲンと、必要に応じて3D CTを撮影します

④ 横顔のレントゲン(セファロ)で歯とあごの骨の位置、前歯の角度、唇の位置を確認し、⑤ 正面のレントゲン(PAセファロ)で左右の非対称を確認します。⑥ パノラマで歯の根、親知らず、歯を支える骨を確認し、⑦ 埋伏歯や根の位置、歯を支える骨の厚み、顎関節をより詳しく見る必要があるときは3D CT(VATECH)を撮影します。

なぜそうするのですか歯を動かせる量は、根を囲む骨によって決まります。顔写真だけでは骨と根が見えないため、無理な計画を立てないよう、まずレントゲンで確認する必要があります。
iTero(アイテロ)口腔内スキャナーで上あごをスキャンする様子と、画面上の3D歯型模型iTero(アイテロ)スキャン
iTero(アイテロ)口腔内スキャン。型取りをせずに口の中をスキャンし、3Dのデジタル歯型模型を作ります。

STEP 03 · 検査 ⑧

型取りをせずにデジタル歯型模型を作ります

⑧ iTero(アイテロ)口腔内スキャナーで口の中をスキャンし、3Dのデジタル歯型模型を作ります。この模型で、歯が並ぶスペースがどれだけ足りないか、上下がどのようにかみ合うかをmm単位で測ります。

なぜそうするのですか抜歯するかどうかは、スペースが何mm足りないかから考えます。デジタル模型は同じ箇所を何度でも測り直すことができ、矯正の途中で再スキャンして最初と比較することもできます。
顎関節のレントゲン 口を閉じた状態と開けた状態の比較顎関節のレントゲン
歯周ポケットの深さを記録した歯周検査表歯周検査表
顎関節のレントゲンと歯周検査表。顎関節は痛みや音、口の開く程度とあわせて、口を閉じたときと開けたときの下顎頭の位置をレントゲンで確認し、成人の歯ぐきは歯周病専門医が歯周ポケットの深さを測って一緒に確認します。

STEP 04 · 検査 ⑨〜⑩

矯正の前に顎関節と歯ぐきを確認します

⑨ 顎関節の検査で、痛み、音、口の開く程度を確認します。⑩ 成人の方は歯周病専門医・統合歯科専門医のアン・イルソプ院長とともに歯ぐきを確認し、歯ぐきの治療を先に行うか、矯正中に並行して管理するかを決めます。

なぜそうするのですか顎関節が痛む状態や歯ぐきに炎症がある状態で歯を動かすと、かみ合わせが変わり続けたり、歯を支える骨がさらに弱くなったりすることがあります。矯正を始める前にこの2つを整えておくと、治療の途中で計画が揺らぎません。
セファロ分析の結果説明画面の例結果説明
結果説明の画面。原因と方法、期間、限界、ほかの選択肢を、検査画面を見ながらご説明します。

STEP 05 · 検査 ⑪〜⑫

分析した数値で計画を立て、画面を見ながらご説明します

⑪ 計測値をもとに、歯と骨格の変化量、抜歯スペース、顔の中心線を計算します。⑫ 結果説明では、原因、方法、期間、限界、ほかの選択肢を、検査画面を見ながらお伝えします。今は矯正をしなくてもよい場合は、そのこともお伝えします。検査は1時間ほどかかり、結果説明は同じ日に行います。精密検査の費用は5万ウォン(CT撮影が必要な場合は10万ウォン)で、矯正を始められた場合は矯正費用に含まれます。

なぜそうするのですか矯正は2年近くともに進める治療なので、始める前に十分に理解してから決めていただく必要があります。選択肢ごとに期間、長所、限界を比較してお伝えしますので、ゆっくり決めていただいて大丈夫です。
セラミックブラケットを付けた口腔内正面装置の装着
治療前と治療途中のセファロを並べて重ね合わせた再評価画面中間の再評価
装置の装着と中間の再評価。決めた装置を付け、治療の途中で最初と現在を比較して計画を再調整します。

STEP 06

装置を付け、途中で再評価します

決めた装置を付けた後は、通常月に1回装置を調整します。治療の途中では4〜8か月ごとに写真とデジタル模型、必要であればレントゲンを撮り直して最初と比較し、残りの計画を調整します。

なぜそうするのですか歯と唇が動く程度は人によって異なります。最初の計画をそのまま最後まで押し通さず、実際に変わった状態を見て最終的な移動量を決めます。
下の前歯の裏側に付けた固定式のリテーナー固定式
透明なリテーナー透明なリテーナー
矯正が終わった後に使うリテーナー。前歯の裏側に付ける細いワイヤーと、透明なリテーナーを併用します。

STEP 07

装置を外し、2年間リテーナーを点検します

計画した位置に来たら装置を外し、固定式のリテーナーと透明なリテーナーをお渡しします。矯正終了後2年間のリテーナーの点検と調整は矯正費用に含まれ、以降の固定式の再接着と取り外し式の再製作には費用がかかります。

なぜそうするのですか歯は矯正が終わった後も元の位置に戻ろうとする傾向があり、生涯少しずつ動く可能性があります。終了後の最初の1年が最も大切なため、この時期は点検の間隔を短くします。

* 診療写真は患者さまの同意を得て掲載しています。人によって一時的な痛みや違和感などの副作用が現れることがあります。

04°

どのようなお悩みですか?お悩み別に詳しくご説明します

お悩みごとに、原因と治療の流れ、実際の症例、限界を分けてまとめました。

05°

このような方に矯正が向いています

このような方に向いています

  • 歯の位置、傾き、かみ合わせが原因のお悩み(八重歯、すき間のあいた前歯、出っ歯、深いかみ合わせや開いたかみ合わせ)
  • 歯ぐきと骨が健康な成人・中高年の方
  • 前歯のラミネートベニアの前に歯の位置を整えておけば、削る量を減らせる方

ほかの治療が先です

  • 顎関節の痛みが現在強い方:顎関節の治療を先に
  • 歯ぐきに炎症がある方:歯ぐきの治療が先
  • むし歯がある方:むし歯の治療を先に
  • あごの骨そのものの差が大きく、手術をあわせて検討する必要がある方

今は治療しなくても大丈夫です

  • 機能に問題がなく、ご本人も不便を感じていない小さなずれ
  • 色や形のお悩みで、ホワイトニング・レジンのほうが合っている場合

06°

抜歯矯正と非抜歯矯正はどのように決めるのですか

抜歯の有無は、歯が並ぶスペース、前歯の傾き、唇の厚みと横顔のライン、前歯を支える骨の厚み、年齢をあわせて見て決めます。抜歯を避けることも、抜歯することも目標ではありません。

  • スペース不足の程度 · デジタル模型で何mm足りないかを測ります。
  • 前歯の傾き · すでに前へ大きく傾いているのに非抜歯でスペースを作ると、前歯がさらに前に出ることがあります。
  • 唇と横顔 · 同じ量を下げても、唇が薄く鼻が低いと、より大きく下がって見えます。
  • 前歯を支える骨の厚み · 骨が薄いと、前歯を動かせる量に限界があります。
  • 年齢 · 唇は年齢とともに薄くなるため、10年後の見た目が変わることがあります。
抜歯矯正非抜歯矯正
向いているケーススペースが大きく足りない場合や、前歯を大きく下げる必要がある場合スペース不足が小さく、前歯の傾きが大きくない場合
スペースの作り方小臼歯の抜歯(通常1本あたり約7mm)歯と歯の間を削る処置(IPR)、歯列の拡大、奥歯を後ろへ移動(通常数mm程度)
口元の変化口元が下がる変化が大きい。スペース配分で量を調整口元の変化は小さく、場合によっては少し前に出ることがある
注意点口元が下がりすぎることがある前歯がさらに前に出たり、歯を支える骨が薄くなったりすることがある
期間通常2年〜2年半通常1年半〜2年

抜歯したスペースをすべて前歯を下げるために使うわけではありません。詳しくは口ゴボのページでご説明します。

07°

矯正装置はどのように選ぶのですか

装置は、見え方や生活への影響だけでなく、ご自身の歯に必要な動きをその装置がうまく実現できるかで選びます。どの装置にするかは、診断が終わった後に一緒に決めます。

セラミックブラケット矯正セルフライゲーション裏側矯正(舌側矯正)コンビ矯正インビザライン
見え方歯の色の装置なので遠くからは目立ちにくいが、近くでは見える製品によって金属または歯の色歯の裏側に付けるため、外からはほとんど見えない上は裏側、下は表側に付けるため、笑ったときに目立ちにくい透明な装置なので目立ちにくい
向いている場合抜歯矯正を含むほとんどの矯正歯を均一に並べる段階装置が見えては困る方主に上の歯が見える方軽度〜中等度の歯並びとスペース
難しい場合下の歯が上の装置に強く当たる深いかみ合わせ「必ず早い」とは考えていませんかみ合わせが深く、裏側に装置を付ける場所が足りない場合上下の装置の特性が異なり、計画が複雑になる場合抜歯スペースを大きく閉じる場合や、歯を根ごと大きく動かす必要がある場合
生活で不便な点最初の1〜2週間は唇の内側がこすれる一般的な装置と同程度最初の数週間は舌がこすれ、発音に違和感がある上は舌、下は唇の側がこすれる1日20〜22時間の装着、食事のときは外す必要がある
お手入れ装置まわりの歯みがきと歯間ブラシゴムがないため、食べ物が挟まりにくい傾向裏側の歯みがきが難しいため、より丁寧に上下を別々にお手入れ装置の洗浄、装着前の歯みがき
来院間隔通常月に1回通常月に1回通常月に1回(調整時間が長め)通常月に1回通常2〜3か月
費用料金表を見る →料金表を見る →料金表を見る →料金表を見る →料金表を見る →

セルフライゲーションは、ワイヤーをゴムや細いワイヤーで留めず、装置の小さな扉で保持する方式です。私の2022年の論文は、まさにこの留め方によって、ねじれて傾いた前歯にかかる力が変わるかどうかを測った研究です。そのため、セルフライゲーションが必ず優れているとはお伝えせず、歯の状態に合わせて選びます。

08°

矯正期間はどのくらいかかりますか

期間は、動かすべき距離と方向、抜歯の有無、年齢と歯ぐきの状態によって変わります。相談の際に、ご自身の場合の予想期間を幅でお伝えし、途中で再評価します。

  • 口ゴボ・抜歯矯正 · 通常2年〜2年半
  • 全体の非抜歯矯正 · 通常1年半〜2年
  • 前歯の部分矯正 · 通常6か月
  • 保定期間 · 装置を外した後も、リテーナーは長く使います。詳しい方法はリテーナーのページでご説明します。

期間が延びる理由:装置が外れる、マウスピース矯正の装着時間不足、予約の間隔があく、根や歯ぐきの状態のため力を弱くかける必要がある場合。

09°

成人・中高年の矯正、遅すぎませんか

成人でも、歯ぐきと骨が健康であれば矯正できます。ただし中高年以降は歯ぐきと骨の状態が矯正の速さと方法を左右するため、歯周病専門医がまず歯ぐきを確認します。

  • 順序 · 歯ぐきの検査(歯周病専門医) → 歯ぐきの治療を先に行うか、矯正中に並行して管理するか、矯正後に治療するかを決定 → 矯正 → 必要であれば、歯を失った部位のインプラント(傾いた歯を起こした後)
  • 歯と歯の間の歯ぐきに黒い三角形(ブラックトライアングル)が見えることがあります。
  • 歯ぐきが薄いと、動かせる範囲が小さくなります。
  • 以前に入れた被せ物(補綴物)やインプラントは動きません。

成人矯正を始める前に、あらかじめお伝えしていることです。

10°

副作用と限界

必ずお読みください

· 歯ぐきが下がったり、歯と歯の間の歯ぐきに黒い三角形(ブラックトライアングル)が見えたりすることがあります。

· 歯の根の長さが短くなることがあります(歯根吸収)。治療中にレントゲンで確認します。

· お手入れが不十分だと、むし歯や歯ぐきの炎症が起こることがあります。

· 顎関節の症状が変わることがあります。

· リテーナーを使わないと、再び歯並びが乱れることがあります。

· あごの骨の差は、矯正だけで変えられる範囲が小さいです。

FAQ

よくある質問

歯列矯正の相談だけでも受けられますか?
はい、受けられます。写真だけでお伝えする意見は方向性であり、正確な歯列矯正の計画は精密検査の後に立てます。LINEで顔と口腔内の写真を先に送っていただいても大丈夫です。
歯列矯正は何歳までできますか?
年齢より、歯ぐきと骨の状態が基準です。歯ぐきと骨が健康であれば中高年以降でも矯正でき、成人の方は歯周病専門医が歯ぐきもあわせて確認します。
歯列矯正の期間は通常どのくらいかかりますか?
全体矯正は通常1年半から2年半、前歯の部分矯正は通常6か月かかります。抜歯の有無と動かすべき距離によって変わり、相談の際にご自身の場合の予想期間を幅でお伝えします。
この質問について詳しく見る →
抜歯すると口元が下がりすぎませんか?
抜歯スペースを前歯と奥歯に分けて使うよう計画し、治療の途中で横顔を再評価します。唇が薄い方は前歯を下げる量を減らし、口元がこけて見えないようにします。
歯列矯正は痛いですか?
装置を付けたり調整したりした後、2〜3日ほど歯が重く感じたり、かむときに不快感があったりすることがあります。多くの場合1週間ほどで慣れ、必要であれば一般的な鎮痛薬を服用していただいてもかまいません。
矯正中にラミネートベニアを一緒に行えますか?
通常は、矯正で歯の位置を先に整えてからラミネートベニアを決めます。矯正計画の段階で一緒に見ておくと、削る量を減らせる、あるいは削らずに済む位置をあらかじめ作れる場合があります。
海外に住みながら歯列矯正はできますか?
ワイヤー矯正は月に1回、インビザラインは2〜3か月に1回ご来院いただければ可能です。来院できる時期と回数を先にうかがい、それに合った装置と計画を一緒に決めます。
矯正が終われば、また歯並びが乱れることはありませんか?
歯は生涯少しずつ動く可能性があるため、矯正が終わった後もリテーナーが必要です。セラミック歯科では、矯正終了後2年間、リテーナーの点検と調整を矯正費用の範囲内で行います。
ほかの歯科医院で矯正中ですが、転院できますか?
はい。ほかの歯科医院で矯正中の方もお受けしています。どのように続けるかは、現在付いている装置と進行段階を見て判断します。前の歯科医院の検査資料と治療計画があれば、一緒にお持ちください。

根拠と参考文献

  • キム・ソンミンほか. Influence of different ligation methods on force and moment generation in a simulated condition of the maxillary crowded anterior dentition with linguo-version and rotation. Bio-Medical Materials and Engineering, 2022. doi:10.3233/BME-211288 (留め方による矯正力・回転力の違い)
  • Development of 6-axis orthodontic force and moment sensing device for decreasing accident of orthodontic treatment. IEEE EMBC 2018. PMID 30440743(矯正力・回転力の測定装置の開発)
  • キム・ソンミンほか. Characterization of Spheno-occipital Synchondrosis Fusion From Preadolescents to Young Adults Using Age and Cervical Vertebrae Maturation Index. Journal of Craniofacial Surgery 35(2), 2024.(顔の骨の成長が終わる時期の分析)
  • 院長の資格と論文の全リスト: キム・ソンミン院長の紹介
COST費用は「治療費用のご案内」1か所にまとめています歯列矯正の費用を見る →

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日本からお越しの方へ よくある質問

渡韓して治療を受ける方からよくいただくご質問です。

矯正の費用の目安はいくらですか?
費用は装置によって異なります。たとえばメタル矯正は480万ウォン(約57万円)、セラミックブラケット矯正は600万ウォン(約71万円)、インビザラインは850万ウォン(約101万円)、裏側矯正は860万ウォン(約102万円)です。矯正費用には、精密検査、抜歯(親知らずを除く)、ミニスクリュー、基本のリテーナー、2年間の保定管理が含まれます。検査だけを受けて矯正を始めない場合は5万ウォン(CTが必要な場合は10万ウォン)です。リテーナーを後で破損・紛失して作り直す場合は別途費用がかかります。料金は韓国の方と同じで、総額は治療を始める前にご説明します。料金表を見る
日本から通いながら矯正できますか?
計画を立てれば可能です。ワイヤー矯正は調整のための来院が続き、最初の2回は2週間おき、その後は毎月の来院が必要です。マウスピース矯正は通院の負担が少なく、マウスピースを受け取ったあとは2〜3か月に1回の来院で、来院の合間は気になることがあるときだけ写真で確認します。どの方法が合うかは、診断のときに代表院長が直接ご説明します。
日本語で相談できますか?
はい。代表院長キム・ソンミン(矯正歯科専門医)が日本語で直接ご相談・診断を担当します。東京医科歯科大学の矯正科で研修し、同大学院で博士号を取得しました。渡韓前でも、LINEで歯の写真をお送りいただければ事前にご相談いただけます。正確な診断は、来院して検査を受けていただいたあとに行います。
装置が外れたり痛みが出たりしたとき、また矯正が終わったあとはどうなりますか?
矯正後は歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあるため、リテーナー(保定装置)が必要です。2年間の保定管理は矯正費用に含まれます。帰国後に装置が外れたりワイヤーが当たって痛いときは、LINEで写真をお送りください。状態を確認して対応をご案内します。修理には来院が必要な場合があります。

※ 治療結果・通院回数・日程には個人差があります。円の金額は2026年10月時点の目安(100円=840ウォンで換算)で、実際のお支払いは為替によって変わります。

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まずは写真でご相談いただいても大丈夫です

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